Leipzigだより

2014.3~2015.2 一年間の交換留学記

語学コース1週目

3月12日から、本格的に授業開始

とりあえず1週間目の感想から

 

ぜんっっっっっぜんわからん!!笑

なんでってくらいわかんない、と同時に大学で学んできたドイツ語がいかに日本人向けのものだったかということを実感しました。

たぶん私はかなり楽観主義なところがあって、

「ネイティブの先生の授業を受けてきたんだし、ドイツ語サロンとかやって来たんだから行けるでしょ!」

と、今思えば無謀なくらい強気…。

一応クラス分けをして同じレベルの学生ごとに分けられてはいるんですけど、基準が筆記テストの点数なので、読み書き学習の日本人となんでも発言!のヨーロッパ学生との「話すドイツ語」の差をとても大きく感じます。

 

やってることは大学の授業でやる文法とほとんど変わらないです。むしろそういう点だけでいえば、もう知ってる!ってことばっかりだったのですが、ただプリントやって—ってだけじゃないです。欧州の人は議論好きなのか文法とかそっちのけで議論が活発に起こります、全然文法云々と関係ないことで。

 

例えば、奨学金(こっちではStipendiumというそうです)の話で、それぞれどういう制度なのかとか国ごとに聞かれたり。例えば学生は大学進学をどういう風にとらえていて、大学を選ぶとき何に重点を置いているのか、日本ではどうなんだ?! 的な…。

 

何と言いますか、圧倒的に語彙不足・知識不足だなということを実感した1週間でした。唯一助かったのは大学の授業で文法用語をドイツ語でも解説してもらっていたので、少なくともこれから先生が何について説明するのか、今その文法事項のどういうところについて説明しているのか、はわかっていたと思います。(思いたいです)

 

ちなみにこの語学コース(Sprach- und Orientierungskurs)は一応大学に付随したコースですが任意有料のコースです。オンライン申請の時にこれに参加するかどうかという欄があって、先着順だかで人数をしめ切っていたようです。

夏学期ということもあってかこのコースに参加している日本人は私だけでした。寂しさはかなりありましたが、逆に考えればとてもいい状況だったと思います。頼る人がいないので何とか、自力ですべてドイツ語でやらなければいけないから!

 

英語できればもうちょっと輪も広げられてかも…と思います…