Leipzigだより

2014.3~2015.2 一年間の交換留学記

Leipziger Buchmesse

このコースでは毎週末にイベントを開いてくれます。

1週目は年に一度開催されるとても大規模な見本市です。本好きにはたまらない日です。(半日では飽き足りず割高ですが、次の日も友達と一緒に2回目行ってきました)

 

出発前に先生からお話は伺っていたのですが、想像以上の人人人…

そしてそのうちの3割くらいは何かしらのコスプレをした人たち…おお…。

今年からなのか、会場地図にNEU!と書かれてホールひとつ使ってアニメ・漫画のコーナーが設けられていました。

こんなところで日本に触れられると思いませんでしたが、このコーナーでは他のブースと違ってお祭りの屋台のような配置や飾りつけがされていて、コスプレショーのための舞台までありました。学校の文化祭みたいな感じです。

彼らは日本語が話せるわけではないですが、漫画という一つの文化があることで言葉を超えたつながりを感じられたり、そういう繋がりをつくれる重要な文化を日本が持てている、ということが本当によかったなと思いました。

 

ただやっぱり言語そのものの大切さというか、重要さを感じた出来事もありました。

学習者の為の教科書・参考書などの企業ブースを回っていた時に、世界各国の教本を置いているブースの方が話しかけてくれたのですが、彼曰く、言語というのは全く違うようだけどルーツを辿ればいろんな国の言葉はつながっている、そうです。

興奮してすごく早口だったのですべては理解できませんでしたが、例えば「台風」という言葉は、彼の考えでは語源は一緒なんだそうです、というのはヨーロッパの言葉でもアジアの言葉でも同じような発音をするからです。

 

なるほどとも、他はどうなんだろう?とも思いましたが、彼が話してくれたことは言語を勉強している私にとってとても興味深かったですし、心動かされました。ここでうまく言葉にまとめて伝えられないのが悔しい…!母語なのに日本語のボキャブラリーまでもが少ないみたいで…。